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石核石器(せっかくせっき)

core tool 打製石器の一種。石材を打ちかいて,最後に残った核を利用してつくった石器。旧石器文化前期のアフリカ,ヨーロッパにことに著しい。ハンドアックスあるいはクー・ド・ポワン(coup-de-poing=握斧(あくふ))はなかでも主要な石器で,西洋梨形,左右に刃,根元が厚くつくられる。かたいものをつぶしたり,肉を切り分けたり,あるいは武器として用いられた。西ヨーロッパからアフリカ,東南インドにかけて分布。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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