1. 用語
  2. 世界史 -し-
  3. 神聖同盟(しんせいどうめい)

神聖同盟(しんせいどうめい)

Holy Alliance ウィーン会議を契機として,1815年9月26日にロシア皇帝,オーストリア皇帝,プロイセン王の3人の間に結ばれた同盟。ロシア皇帝アレクサンドル1世の提議によるもので,キリスト教の正義と愛と平和の原則にもとづいて,3国の君主が互いに兄弟のごとく協力することを内容とする。したがって,これは元来抽象的・理想主義的な君主間の盟約であり,やがて,イギリス王,ローマ教皇,トルコ皇帝を除く,ヨーロッパのすべての君主が加入することになった。だが,この抽象的盟約のかげで,ウィーン体制を維持し,現状変革運動を抑圧するための反動政策がしだいに強化されたのである。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう