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神政政治(しんせいせいじ)

theocracy 神権政治ともいう。神みずからが政治を行うという観念,またそれによる政治体制。エジプトのファラオやシュメール王など古代における現人神(あらひとがみ)王による政治をさす。神の化身(けしん)もしくは代理である王が最高神官を兼ね,絶対的権力をもって全国土,住民を所有して支配するというもの。神の意志(神話,天文,前兆)を読みとる祭司階級が重んじられる。古代中国の伝説やイスラエル王国,古代日本にも見出せる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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