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十六大国(じゅうろくたいこく)

ブッダと同時期の前6~前5世紀に,インドで有力だった諸国家の総称。仏典によればカンボージャ,ガンダーラ,クル,パンチャーラ,シューラセーナ,マッチャ,アヴァンティ,チェーティ,ヴァンサ,カーシー,コーサラ,マッラ,ヴァッジ,マガダ,アンガ,アッサカの,北西部から東部・中部までの16国をさす。特に有力だったのがコーサラ国,マガダ国,ヴァンサ国,アヴァンティ国であり,マガダ国がガンジス川流域一帯の覇者となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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