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十字架(じゅうじか)

crux[ラテン],cross[英] ペルシアからローマに伝えられた処刑具。ローマでは下層民,奴隷の処刑に用いられた。イエスが十字架で処刑されたために初期キリスト教徒の間で,信仰と救いのしるしとして,絵や飾り,手で切るしぐさなどで用いられるようになった。T字型,ラテン十字,ギリシア十字などの種類も生まれた。現代に至るまで,キリスト教と教会の象徴として普遍的なしるし。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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