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資本論(しほんろん)

Das Kapital 資本主義経済を分析したマルクスの著作。第1巻は1867年に公刊されたが,第2巻(85年),第3巻(94年)はマルクスの死後,その遺稿によってエンゲルスが編纂したもの。商品,貨幣,資本という資本主義の最も基本的な要素の解明から出発し,しだいに全体の構造を分析し,第3巻で「資本家的生産の総過程」を論ずる。その論理的展開はそれまでの経済学にみられない独自性を持っている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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