ヨーロッパ・ロシアと極東を結ぶロシアの鉄道。全長9297km。フランスから資金を導入して1891年に着工された。帝政ロシアの極東政策の手段とみなされ,完成に近づいた20世紀初めには日本側は警戒心を強め,その完成前に対露開戦に踏み切るとの考えが生まれた。完成は1905年。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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