Ziggurat 古代メソポタミアの各市の主神殿に建てられた多層の塔。頂きに神がくだる祠堂が設けられている。「聖塔」と訳す。シュメール人が故郷の山岳地帯での信仰を平野部に持ち込んだものと推察される。旧約聖書のバベルの塔は,これが伝説化されたもの。ウルやチョガ・ザンビルのものは復元され,当時の面影をしのばせる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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