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シチリア王国(シチリアおうこく)

1130~94 1130年,ノルマンディ出身のシチリア伯ルッジェーロ1世の息子ルッジェーロ2世によって,シチリアと南イタリアに建てられたノルマン人の王国。強力な王権のもと,効率的な行政制度を持ち,西ヨーロッパで最も豊かな王国の一つとなった。ラテン,ギリシア,イスラームの文化的要素を内包するとともに,西欧へのギリシア文化,アラブ文化流入の地として注目される。ノルマン諸王の後,王位は,神聖ローマ皇帝のシュタウフェン家へと受け継がれ,13世紀前半,フリードリヒ2世のもとで繁栄を享受する。彼の死後まもなく,シチリア王位はアンジュー家へと渡り,アラゴン王家,オーストリア・ハプスブルク家,スペイン・ブルボン家へ受け継がれていった。1816年,シチリア王国は両シチリア王国に統合され,61年,両シチリア王国はイタリア王国に統合された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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