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スワデーシー

インドで19世紀後半以降,国産品の生産・使用を奨励するためのスローガンとして用いられた言葉。元来は「自国の」の意の形容詞。イギリス植民地期にその支配への対抗手段として,インド人の間で自国産業が奨励され,外国製品ボイコット運動が組織された。最もよく知られているのは,ベンガル分割への反対を契機に,1905~08年に起こったスワデーシー運動である。スワデーシーの理念はガンディーの運動においても重視された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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