スーサ

Susa イラン西南部にある遺跡で,三つの遺丘からなる。1897年以来フランス調査隊により発掘されている。アクロポリスから先史時代の彩文土器やエラムの絵文字を刻む粘土板が出土した。前13世紀にはエラムの首都となり,バビロンから略奪したハンムラビ法典が運ばれた。のちにアケメネス朝のダレイオス1世が列柱や彩釉煉瓦のフリーズで飾った王宮を建てた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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