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ダルマキールティ

600頃~660頃 インドの仏教論理学の大成者。ディグナーガ(陳那(じんな))を継承する注釈『プラマーナ・ヴァールッティカ(量評釈(りょうひょうしゃく))』ほか7著作を著して,正しい認識根拠の分析を徹底させた。認識の仕組みに関して「同時知覚が必然的であること」から唯識(ゆいしき)を論じ,論証における必然性の分析や,仏知の普遍妥当性の検討など,仏教の論理学と認識論の確立に決定的な貢献をなし,仏教内のみならず,ニヤーヤ学派やジャイナ教など広く仏教外の論理学者にも強い影響を与えた。後代のツォンカパなどチベット仏教の論師たちへの影響も大きい。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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