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ダリーオ

1867~1916 ニカラグア生まれの詩人。ラテンアメリカにおける近代主義(モデルニスモ)の詩の創始者。彼が21歳のときに出した詩と散文集『青』がその出発点になったといわれる。ブエノスアイレスやヨーロッパに住んで,フランスの象徴主義者やパルナシアンの詩作から学び,バレラ,ヴェルレーヌ,グールモンらとの交友を通じて,洗練された官能的で幻想的な詩的世界を,新鮮な言語表象によって創造した。『生と希望の歌』(1905年),『さすらいの歌』(07年),『ブエノスアイレスに捧げる歌その他の詩』(14年)などの作品がある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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