Dollar Diplomacy アメリカのタフト大統領(在任1909~13)が彼の外交を軍事干渉ではなく,経済的・金融的な手段により,すなわち「弾丸に代わりドルをもって」実施すると宣言したことに由来する。この外交はカリブ海,中南米に対し典型的にみられたほか,中国における「門戸開放」の原則を守るために,アメリカ資本が参加する南満洲鉄道の中立化案にも同じ発想があった。後者は日本とロシアの反対で失敗した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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