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トリニダード・トバゴ

Trinidad and Tobago カリブ海,小アンティル諸島のなかで最も南アメリカ本土に近い島々よりなる共和国。1498年コロンブスが第3回航海で初めて接触したが,スペイン植民地のなかでは僻地であったため,主に英仏間で争われた。トリニダードは1802年,トバゴは14年,イギリス領に確定した。植民地時代は砂糖の産地として経済的に重きをなし,1910年以後は石油の生産も行われている。1888年両島をあわせてイギリス領植民地となり,1962年イギリス連邦内の立憲君主国として独立,76年共和制に移行。人口構成では黒人とインド系人がほぼ同比率を占めるのが特色。言語は英語。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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