中国共産党が全国を解放したのち,なお残された封建的地主の所有地に実施した土地改革を規定した法。1950年6月に公布され,全文6章40条からなる。47年10月の土地法大綱との大きな違いは,土地法大綱が富農の余剰の土地,財産を没収したのに対して,これは富農経済の保存をうたっている点にある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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