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ドージャ農民戦争(ドージャのうみんせんそう)

1514年5月に起きたハンガリーの農民戦争。ジェルジュ・ドージャに率いられた武装農民は,ハンガリーの東部の大平原を支配し,貴族の支配を脅かした。農民軍の指導者は,貴族の領主特権の制限や農民身分の向上を要求した。しかし7月には,貴族の大連合軍によって農民軍は敗れ,ドージャは処刑された。こののち貴族による農民支配は強化され,農民は土地に禁束される存在となり,「再版農奴制」が確立していく。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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