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トゥールーン朝(トゥールーンちょう)

868~905 エジプト,シリアを支配した軍事政権。アッバース朝カリフの奴隷軍人アフマド・ブン・トゥールーンが,エジプト総督代理として派遣され,事実上の独立を達成。シリアも支配下に収め,第2代フマーラワイフともどもエジプトに繁栄をもたらした。その後,国力の衰えとともに,再びアッバース朝に支配され,滅亡した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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