トゥール‐ポワティエ間の戦い(トゥール‐ポワティエかんのたたかい)
Tours-Poitiers 732年,フランク宮宰(きゅうさい)カール・マルテルがイスラーム教徒の侵入を食い止めた戦いとして有名。732年ガリアに侵入したイスラーム教徒は,アクイタニア王ユードを破ってボルドーからポワティエに進み,10月,ユードの要請で救援したカール・マルテルの軍とポワティエ北東25kmの地点で会戦した。しかし,イスラーム軍は内部の不和から軍の指揮者アブド・アッラフマーンを殺害して逃亡,その後まもなく全ガリアから駆逐された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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