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東清鉄道(とうしんてつどう)

満洲の幹線,ロシアのシベリア鉄道に接続する満洲里(マンチュリ)‐綏芬河(すいふんが)間の本線とハルビン‐大連間の南満洲支線からなる。本線は1896年の李鴻章(りこうしょう)‐ロバノフ密約により,南満洲支線は98年の遼東半島租借条約によりロシアがその敷設権を取得して建設,経営にあたった。日露戦争後,南満洲支線の長春‐大連間は日本に譲渡され,さらに満洲国成立後,1935年本線,支線ともに満洲国がロシアから買収して南満洲鉄道株式会社が経営にあたった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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