Grundlagenvertrag 1972年末に東西ドイツ間で締結された関係正常化条約。当時の西ドイツは,ソ連,東欧諸国に対する新東方外交と並行し,それまで敵対的であった東ドイツとの関係改善を追求した。将来に国家統一の可能性を残しつつ,現存する二つの国家間に交流を促す効果をもった。国際法上の承認ではないため,大使館の代わりに常設代表部が設置された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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