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ドイツ観念論(ドイツかんねんろん)

deutscher Idealismus カントに始まりフィヒテ,シェリングをへてヘーゲルに至る一連の哲学。この4者とも相互に体系的連関を持っている。観念=理性を根本原理とみるもので,しだいに理性の能力が拡大,神化されて,ヘーゲルの絶対精神の哲学となった。市民社会を基盤とする近代人の自我が哲学的に自覚され,ドイツ観念論となったといえよう。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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