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ツォンカパ

Tsong kha pa 1357~1419 ゲルク派の開祖。青海地方に生まれ,中央チベットで学び,40歳の頃文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の啓示を受けて,中観(ちゅうがん)哲学によって既存の仏教思想を体系化する教説を確立した。さらに,律の復興と哲学教育の重視を提唱し,厳格な僧院生活を弟子に課した。1409年にガンデン寺を建立し,ツォンカパの死後は同寺の座主がゲルク派をまとめた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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