ウルク

Uruk[アッカド],Warka[英] シュメール最古の都市の一つ。都市神は,天の神アンと女神イナンナ。楔形文字の原型になる最古の絵文字が出土した。この都市はシュメールの統一に重要な役割を果たす。シュメール語の英雄叙事詩が伝説上のウルクの王ギルガメシュなどを主人公とするのは(『ギルガメシュ叙事詩』),こうした歴史的事実が反映するのであろう。以後,アケメネス朝,ヘレニズム時代まで存続した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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