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ウラル語族(ウラルごぞく)

Uralics 西シベリアから北東ヨーロッパにわたって分布する語族。フィン・ウゴル語派(西方)とサモイェード諸語(東方)とに分かれる。前者にはフィンランド語,エストニア語,サーミ語(フィン語派),ハンティ語,ハンガリー語(ウゴル語派)などが属する。ウラル諸語は対(つい)を表わす双数の存在などを特徴とし,また母音調和その他の点でアルタイ諸語と似ているためウラル・アルタイ語族としてまとめる説があったが,現在ではほぼ否定されている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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