ウズンチャルシュル

1888～1977 トルコの歴史家。イスタンブル大学で歴史学を講義するかたわら，トルコ歴史協会の創立会員として国史の執筆に携わった。18世紀までの通史『オスマン史』や『オスマン帝国の中央・海軍機構』をはじめとする一連の制度史の大著によって，トルコにおける実証史学の基盤を確立した。 (山川 世界史小辞典（改訂新版）, 2011年, 山川出版社)