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ヴォルテール

1694~1778 フランス啓蒙主義の代表的思想家。貴族と衝突してイギリスに移り,ついでプロイセンでフリードリヒ2世の好遇を得たが,晩年はジュネーヴに近いフェルネーでもっぱら文筆に従事した。その作品は多方面にわたるが,『カンディド』『哲学通信』『ルイ14世の世紀』『寛容論』などが有名で,合理主義の立場から社会の迷蒙と宗教的非寛容とを攻撃した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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