Publius Vergilius Maro 前70~前19 古代ローマ最大の詩人。アウグストゥス時代に活躍し,皇帝とその側近マエケナスの庇護を受けた。範をホメロスにとった民族叙事詩『アエネイス』でローマの建国の事情とその使命をうたい,牧歌『ブコリカ』,農耕詩『ゲオルギカ』を書いた。その作品は六脚韻を完成したもので,中世からダンテをへて近代に至るまで愛読されている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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