1. 用語
  2. 世界史 -う-
  3. ウイグル文字(ウイグルもじ)

ウイグル文字(ウイグルもじ)

主に西ウイグル王国で用いられた表音文字。遊牧時代のウイグルは碑文などに突厥(とっけつ)文字を使った。ウイグル文字の起源は北セム系のアラム文字にあるが,直接にはソグド文字の改変形であり,右横書きから左縦書きになったらしい。これにもとづいてモンゴル文字,さらに満洲文字がつくられた。多くの仏典をはじめとする宗教文献や寺院文書,詩文,公文書,契約文,手紙などが書き残された。イスラームの浸透でしだいに廃れ,17世紀後半の写経がほぼ最後の例。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう