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湾岸戦争(わんがんせんそう)

Gulf War イラクのクウェート侵攻に反対するアメリカなどが,多国籍軍を結成して軍事攻撃を行い,イラクを破り,クウェートを解放した戦争。1990年8月,イラクは突如,隣国クウェートに侵攻,併合を宣言した(湾岸危機)。国連安全保障理事会はイラクを非難し,11月に武力行使容認決議を行った。これを根拠に,アメリカを中心とし,イギリス,フランス,アラブ諸国を含む多国籍軍は,91年1月にイラク攻撃を開始した。多国籍軍のミサイル,航空機による攻撃でイラク軍は大打撃を受け,多数の死傷者を出した。2月の地上戦開始後まもなく,クウェートは解放され,停戦となった。冷戦の終結以降,最初の大規模な戦争で,アメリカ中心の国際秩序を印象づけたが,戦後もイラクのサッダーム・フセイン政権は2003年のイラク戦争で倒れるまで存続した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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