1. 哲学
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人は他の何ものを知るよりさきに、自己みずからを知ることを学ばねばならない。

デンマークの思想家 キルケゴール

キルケゴールにとって自己を知るとは、自己が何にむかって生きているのか、自分がめざす人生の理念を求め、みずからが主体となってその実現に努めることである。理念とは理想を念じること、つまりつねに理想のあり方を思い描き、その実現に努めることである。自分はこうありたい、こういう生き方がしたいという理念は、人生という大海で自分が向かって進むべき方向をしめす羅針盤になる。めざすべき理念がなければ、ただ目先のことに右往左往し、他人の評価に流され、人生という海を漂い、気がつけば見知らぬ岸辺に漂着するだけである。

もういちど読む山川哲学 ことばと用語、14ページ、2015年、山川出版社

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