1. 用語
  2. 日本史 -へ-
  3. 変動相場制(へんどうそうばせい)

変動相場制(へんどうそうばせい)

外国為替相場を市場の需給により自由に変動させる制度。第2次大戦後の各国の外国為替相場制度は,IMF体制のもとで,米ドルを基準に一定比率に固定(たとえば1ドル=360円)する固定相場制がとられてきたが,1971年(昭和46)8月15日のアメリカの金・ドル交換性停止(ドルショック)を契機に動揺し,73年2~3月から主要諸国がいっせいに固定相場制を放棄したため,世界は変動相場制の時代に入った。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう