ベトナム反戦運動(ベトナムはんせんうんどう)
1961年(昭和36)から73年まで続いたアメリカのベトナム侵攻に対する反対運動。世界的に広がったが,日本では北爆が開始された65年頃から高まり,左翼政党・労組などのほか,三派全学連による佐藤首相ベトナム訪問阻止の羽田事件,アメリカ原子力空母エンタープライズ佐世保寄港阻止闘争,米軍王子野戦病院反対闘争,新宿騒乱事件などの実力闘争,ベ平連(ベトナムに平和を! 市民連合)などによる市民大衆運動が特色となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう