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別子鉱業所争議(べっしこうぎょうしょそうぎ)

(1)住友別子鉱業所では1906年(明治39)の飯場制度改革後,賃金の低下,係員の威圧的態度への鉱夫の反感が強まり,翌年5月,運搬夫が賃上げを要求,これに鉱夫が合流して,6月4日,全山に及ぶ暴動が発生。軍の出動により,7日に沈静化。(2)25年(大正14)12月11日,総同盟別子労働組合が,組合抑圧の中止,死傷者の手当改善などを要求してストライキ。翌年2月16日,知事が調停し解決。争議後組合は壊滅した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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