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碧蹄館の戦(へきていかんのたたかい)

豊臣秀吉の文禄の役末期の1593年(文禄2)1月26日,漢城(ソウル)の北方碧蹄館での日明間の戦闘。同年1月9日,平壌の戦に勝利した明軍の提督李如松(りじょしょう)は漢城めざして南下,漢城在陣の日本軍は漢城の外の碧蹄館(平壌への宿駅,南北に長い渓谷をなす)で迎撃する作戦をとった。小早川隆景・立花宗茂らの鉄砲隊が中心となって明軍を撃ち破り,これを契機に日明間に講和の機運がもちあがった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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