1. 用語
  2. 日本史 -へ-
  3. 兵士(へいし)

兵士(へいし)

「ひょうじ」とも。律令制での軍団の兵員。原則的には正丁(せいてい)から徴発され,種々の武具や軍糧としての糒(ほしいい)・塩を納め,年間数十日の国内上番の任務についた。有事には出征し,一部は衛士(えじ)・防人(さきもり)に派遣された。庸(よう)と雑徭(ぞうよう)を免除されたが,負担が重く,役夫として駆使されることも多かったので,しだいに兵役忌避が増えて8世紀後半には弱体化した。唐・新羅との緊張もゆるんだことから,792年(延暦11)辺要諸国を除いて廃止され,残った諸国でもやがて制度は消滅した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう