1. 用語
  2. 日本史 -か-
  3. 関東郡代(かんとうぐんだい)

関東郡代(かんとうぐんだい)

江戸幕府の職名。関東の幕領支配のほか,水系の整備・治水灌漑・検地など広域行政にあたった。1590年(天正18)徳川家康の関東入部の際,伊奈忠次が任命され,以後伊奈氏の世襲となる。当初は代官頭とよばれ約100万石を支配したが,元禄期に関東郡代が正式名称となり,享保期以降は関東において25万石前後を支配した。役宅は江戸の馬喰(ばくろ)町。1792年(寛政4)伊奈忠尊(ただたか)が罷免され,同職は勘定奉行の兼職となった。その後1806年(文化3)に一時廃止,64年(元治元)に再設された。67年(慶応3)関東在方掛と改称。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう