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蒲生氏郷(がもううじさと)

生没 1556~95.2.7 織豊期の武将。父は近江国蒲生郡日野城主の賢秀。はじめ賦秀(やすひで)。1568年(永禄11)人質として織田信長のもとに送られたが,寵遇をうけ岐阜で元服,信長の女をめとって日野に帰城した。本能寺の変後,豊臣秀吉に属し,84年(天正12)小牧・長久手の戦後,伊勢国松が島(松坂)城主となり12万石を領する。90年小田原攻めの戦功により陸奥国会津42万石に移る。翌年にかけて奥州各地を平定し,92万石に加増された。95年(文禄4)伏見で没。石田三成の陰謀による毒殺説もあるが明らかでない。茶道では千利休の高弟。キリスト教に帰依し,洗礼名レオン。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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