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鎌倉番役(かまくらばんやく)

鎌倉幕府の御家人役。おもに鎌倉大番役をさすが,御家人が鎌倉で勤める番役全体を包括して用いることもある。源頼朝の頃から関東番役・当番という将軍警固の番役があったが,その後,番役の制も整備され,1225年(嘉禄元)将軍御所の東西の侍(さむらい)(御家人の詰所)に東国15カ国の御家人と北条氏以下の有力御家人とを分属させた。すなわち西侍の東国御家人は侍所の指揮下に鎌倉大番役を勤め,東小侍(こざむらい)の特定御家人は,小侍所の管轄下に将軍御所内の番役や将軍供奉(ぐぶ)随兵役に従うこととなった。将軍御所内の番役には,近習番・格子(こうし)番・問見参(もんげざん)番・廂(ひさし)番などがあり,番衆は御所に宿侍したが,13世紀後半からしだいに形式化した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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