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加番(かばん)

一般に,正規の勤番に加勢して城などの警備にあたる者。江戸幕府では大坂城と駿府城におかれた。大坂加番は大名役で,山里・中小屋・青屋口・雁木坂の4加番からなり,毎年8月に交代し,勤番中合力米が支給された。駿府加番は万石以上の大加番1人,5000石以上の寄合から選任された平加番2人の3人からなり,毎年9月に交代し,役扶持が与えられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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