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金沢貞顕(かねざわさだあき)

生没 1278~1333.5.22 鎌倉末期の武将。従四位上・修理権大夫。執権。北条氏一門の顕時の子。評定衆・六波羅南方・引付頭人・六波羅北方などをへて,1315年(正和4)連署に就任。26年(嘉暦元)3月,執権北条高時の出家後,長崎高資に推されて執権となるが,高時の弟泰家らの反対によりまもなく出家,法名は崇顕(すうけん)。翌月,赤橋守時が執権に就任。33年(元弘3)一門とともに東勝寺で自害。父祖同様に学問を好み,多数の書籍を書写・収集した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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