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葛飾北斎(かつしかほくさい)

生没 1760.9.23~1849.4.18 江戸後期の浮世絵師。葛飾派の祖。本姓は川村のち中島。俗称時太郎,のち鉄蔵。はじめ勝川春章の門に入り春朗と号した。宗理・画狂人・為一・卍(まんじ)など多くの号をもつ。活躍期は70年にも及び,狩野派・琳派・洋風画などの諸流派の画法を学んだ独自の画風で,錦絵版画・摺物(すりもの)・版本挿絵・絵本・肉筆画とあらゆるジャンルにわたって作画を行った。代表作の「富嶽三十六景」や「北斎漫画」などを通じてヨーロッパ後期印象派の画家たちにも影響を与えた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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