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火葬(かそう)

遺体を火で処理する葬法。土葬とともに古くから広く行われてきた。火葬後の遺骨は骨壺などにいれて墓や納骨堂に納めたり,川などに散骨する。インドで行われ,仏教の伝播とともに中国や古代朝鮮でも採用された。日本では,「続日本紀」文武4年(700)条に僧道昭(どうしょう)の火葬について,「天下の火葬此より始まれり」と記しており,まず僧侶が行い,703年(大宝3)持統天皇の火葬以降,上流階級の間にも広まった。土葬と異なり,すぐに骨化してしまう火葬は,それまでの死生観と抵触するところもあり,庶民の間では長く土葬が支配的であった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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