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橿原神宮(かしはらじんぐう)

奈良県橿原市久米町に鎮座。旧官幣大社。祭神は神武天皇・姫蹈鞴五十鈴姫(ひめたたらいすずひめ)命。社地は橿原宮跡と伝えられ,幕末以降の尊王運動のなかで神社建立を請願。1889年(明治22)京都御所の温明(うんめい)殿(賢所(かしこどころ))を本殿,神嘉殿を拝殿として移築。翌年宮号宣下をうけて官幣大社橿原神宮となり,鎮座祭が行われた。紀元二千六百年記念として1938年(昭和13)から第2次整備拡張事業を行い,全国からの勤労奉仕により境内域を拡張し,施設を整備。拝殿は神楽(かぐら)殿として移築され,本殿とともに重文。例祭は2月11日。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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