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開元通宝(かいげんつうほう)

中国唐代を通じて鋳造され流通し,東アジアの貨幣の規範となった銅銭。初鋳は621年。これ以前の唐の銅銭は重量を刻んでいたが,開元通宝以降は銭名のみとなり,以後清代末まで継承。日本にも大量に輸入され,和同開珎(わどうかいちん)の模範とされた。銭名を右回りに開通元宝と読む説もある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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