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緑風会(りょくふうかい)

1947年(昭和22)4月の第1回参議院選挙で当選した無所属議員により結成された参議院会派。初夏の緑風のなかで開会した新憲法下の国会に新風を送ることを念じて命名。当初は山本有三・松平恒雄らの文化人・旧官僚を中心とする92人が所属,参議院の最大勢力であった。文化財保護法など独自の法案提出も行ったが,議員数はしだいに減少し,59年選挙では当選者11人になった。翌年3月に参議院同志会と改称,62年には第二院クラブとして院内交渉団体を結成。65年6月に4人の現職議員の任期満了とともに消滅。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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