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吏党(りとう)

初期議会期における親政府派の呼称。「民党」とともに中江兆民の命名によるという。具体的には大成会から中央交渉部・国民協会の流れをさす。民党に対抗する一方,超然主義の建前から藩閥政府とも距離を保たざるを得ない立場にあった。自由党が第2次伊藤内閣に接近するとともに,吏党という名称も用いられなくなった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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