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立憲同志会(りっけんどうしかい)

大正初期の政党。第3次桂内閣において憲政擁護運動に直面した桂太郎は,1913年(大正2)1月に新党計画を公表し,みずから新党創立委員長となって2月7日立憲同志会宣言を発表。10月に桂が死去したため,以後加藤高明を中心として結党準備が進められ,12月23日加藤を総理に中央倶楽部や立憲国民党の約半数,桂系官僚などを糾合し,所属代議士93人で正式発足。第1次山本内閣の野党立憲国民党・中正会と非政友三派を形成,シーメンス事件を追及した。次の第2次大隈内閣では与党となり,15年3月の第12回総選挙で153人を当選させて第1党となる。16年10月中正会・公友倶楽部と合同して憲政会を結成。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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