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陸軍幼年学校(りくぐんようねんがっこう)

陸軍の士官生徒となる幼年生徒を教育する学校。陸軍兵学寮内の幼年学舎が1875年(明治8)独立。96年に東京・仙台・名古屋・大阪・広島・熊本に陸軍地方幼年学校を設置,さらにその卒業生を対象に従来の幼年学校を東京中央幼年学校とした。1920年(大正9)8月東京中央幼年学校は陸軍士官学校予科(のち陸軍予科士官学校),地方幼年学校は陸軍幼年学校と改称。大正期の軍縮により東京以外の地方幼年学校は廃止となったが,36年(昭和11)以降逐次復活した。入学資格は13~15歳,おおむね中学1~2年程度の学力の入学試験を行った。45年8月廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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