寺社の強訴(ごうそ)の際,神体の御霊代を安置する神輿(みこし)をかつぎ出し,示威行動をすること。延暦寺による日吉社の神輿動座が有名。1095年(嘉保2)神輿を比叡山上の根本中堂に振りあげて関白藤原師通を呪詛したのが最初。延暦寺僧徒は以後しばしば日吉神輿を奉じて入京し,強訴を行った。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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